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尾崎放哉(おざきほうさい)の俳句と人生

2016年5月16日

尾崎放哉

尾崎放哉(おざきほうさい)

(私が運営している中学生向けのメールマガジンから抜粋して、記載します。)

 

尾崎放哉おざきほうさい 、1885年‐1926年)は、自由律俳句の俳人です。
旧制一高(第一高等学校)で、夏目漱石に英語を習っています。
東京帝国大学法科大学政治学科(東大法学部)出身のエリートであり、結婚もして前途洋々に見えましたが、酒癖が悪く、また、会社勤めが合わなかったようで通信社や生命保険会社を転々とした後、病気も患い、離婚もして、修行場や寺院で奉仕するも長くは続かなかったようです。
俳句しか残らない尾崎放哉は、晩年の8ヶ月を小豆島で過ごし、多くの句を残しつつ、結核で41歳の生涯を終えました。
尾崎放哉の死後、一高時代の同窓であり1歳年上で交流があった荻原井泉水(おぎわら せいせんすい)の編集による「大空〔たいくう〕」(大正15年)が尾崎放哉俳句集として刊行されました。

尾崎放哉俳句せきをしてもひとり咳をしても一人)」は、教科書にも載るほど有名な句です。
また、「すばらしい乳房だ蚊が居る」という摩訶不思議な俳句も残しています。

 

尾崎放哉の俳句「咳をしても一人」意味

勉強法「尾崎放哉全句集」 (ちくま文庫) <ーー

「咳をしても一人」などの句で知られる自由律の俳人・尾崎放哉。前途を嘱望されたエリート社員だったが、家族も仕事も捨て、流浪の果て、孤独と貧窮のうちに小豆島で病死。その破滅型の境涯は、同時代の俳人・種田山頭火と並び、いまなお人々に感銘を与えつづける。本書は、遁世以後の境地を詠んだ絶唱を中心に全句稿を網羅するとともに、尾崎放哉の日記・書簡を精選収録。

 


 

尾崎放哉の生涯(人生)
http://kajipon.sakura.ne.jp/kt/haka-topic42.html

 

尾崎放哉選句集
http://www.aozora.gr.jp/cards/000195/files/974_318.html
中学時代,一高時代,大学時代,東京時代,京城長春時代,一燈園時代,須磨寺時代,小浜時代,京都時代,小豆島時代の順に尾崎放哉の俳句が紹介されています。
学生時代には、形式に乗っとった俳句を作っていたようです。

 

尾崎放哉記念館
http://goo.gl/3PS1jy
香川県の小豆島にある尾崎放哉の記念館には、句稿集や書簡や写真などが展示されているようです。

 


 

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